2012年6月2日土曜日

ムシャラフは真性悪党かただヤギか? - 今日の覚書、集めてみました


In Tehran, a crowd performs its tired annual march past the former American embassy and chants anti-American slogans left over from the hostage crisis 28 years ago.

テヘラン。
毎年々々うんざりするような行進を群集が繰り広げ、元アメリカ大使館を通り過ぎる。
彼らは反米スローガンを唱える。
28年前に起こった人質事件以来の反米スローガンだ。

Meanwhile, next door in Pakistan, General Pervez Musharraf declares a national emergency, suspends the Constitution and detains hundreds of lawyers and opposition figures.

一方、隣国パキスタン。
ここではペルヴェーズ・ムシャラフ将軍が国家非常事態を宣言。
憲法を停止し数百人の弁護士や反体制派の人物を拘留中だ。

Yet which country do would-be American presidential candidates focus on as a potential threat to American interests in the Muslim world? The correct answer is Iran. We know this because it was declared a part of the "axis of evil" back in 2002, and the words "World War III" have recently passed the presidential lips.

だが、イスラム世界におけるアメリカの国益に対する潜在的脅威、としてアメリカ大統領候補候補が注目する国はどこ?
正解はイランだ。
我々はこれを知っている。
イランは2002年の「悪の枢軸」の一つと宣告されたからだ。
そして「第三次世界大戦」の言葉が大統領の口から放たれた。

A second question: Which country in actuality poses the greater threat to U.S. interests in the Muslim world? The correct answer is Pakistan.

二つ目の質問。
イスラム世界にあるアメリカの国益に、本当により大きな脅威を与えている国はどこ?
正解はパキスタンだ。

Iran may or may not harbor anti-American terrorists. But Pakistan's borderlands are unquestionably teeming with Al Qaeda and Taliban fighters whom the Pakistani Army cannot dislodge without provoking local rebellion.

イランは反米テロリストかくまっているかもしれない。
かくまっていないかもしれない。
だがパキスタンの国境沿いの地域は、疑いようもなく、アルカイダだのタリバンだのの戦闘員がうじゃうじゃしている。
そして地元の連中が暴れ出すので、パキスタン軍は彼等を放り出すことが出来ない。